鉄工所の生産管理 : shanghai

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初めて中国に行ったのはもう15年前になります。イメージとは全然違っていました。空港が近づき、とうとう浦東国際空港に着陸飛行機はボーディグブリッジではなくて、タラップ車が。そのすぐ横には公安の車。まぁ警察でしょうか全然きりっとしていない。暑いからでしょうか。ズボンは裾を捲ってます。車両にだらんと座り込んでいる状態も印象的何てとこに来てしまったんだ。第一印象。
入国審査も終え、ゲートの外に。迎えに来ているはずの通訳の女の子がいない。待っても来ない。JALの案内所があったので寄ってみましたその子の写真を見せたら少し探してくれました。1時間ほど遅刻で見つかりました。
さあ、タクシーに乗り事務所に。タクシーはサンタナ。日本でも日産が扱っていました。懐かしい。高速道路からの景色はどこまでも平野。とにかく広い事務所に到着。そう、ショートでも何度か出てきたそれほどきれいではない、あの建物。
まずは、近所の食堂に。最初中華料理=王将と思ってました。全然違いますね。全く口に合わなかった。それに店が汚い。壁はうっすらと黒ずんでいるし。よく見ると口を閉めずに噛んでいます。魚の骨とかはテーブルや地面にペッ吐き出します。やはりいちばんきついのは言葉。当然日本語は使えないです。通訳もあまり通じなかった。明日、出来た。まぁ、今思えば、かなり勉強されたと思います。教材は日本のアニメ。やはりコナンは有名で、声優さんとか私より詳しかった。
マンションは道路を渡って向かい側。そこそこ良いマンション。セキュリティもしっかりしてガードマンや、掃除の方もいます。ただ、内装とかもおかしいのです。平行というものがあまり感じない床からの5cm程のモールがだんだんと高くなっていく。 家電もよく使い方がわからない、洗濯機もドラム式ですがスイッチがよくわからない。お湯はすぐに沸きます。さすが200ボルト。まぁそのままでは飲めないです。コンセントを抜き差しする度に火花が散ります。
風呂は、湯船があるのですがずっとシャワー。疲れたのでゆっくりと入ろうとしてためましたが20cmほどためたところで諦めました。茶色い。 職場のお昼は、結構ホカベンが多かった。日本のものとは全然違い、容器に、ご飯、おかずのみ。デリバリーが当たり前で時間はいい加減。よく食べたのは麻婆豆腐。もちろんちょいと違うがまだ食べられた。メニュは漢字のみ青椒肉絲もあったまぁ2.5元 40円ほどです。肉は、毛が生えていたりします。 朝は日本と時差が1時あるせいか早くおきちゃう。やっぱ眠れなない。ベランダから下をのぞくと茂みに入り込んで用を足しておられます。何度も見ました。 少し散歩をすると公園で太極拳こういうのは良いですね。 晩御飯は、スーパーに買物に。上海体育館の地下や近所に行きましたがあまりきれいとは言えない。レジでの愛想もむっちゃわるい。釣り銭は、台に、べちゃんと置くだけコンビニはもっとひどいような。もういやいやしているとしか見えない。数日が経ち、ニッスイのチャーハンが。日式と書いてあるやったー、ええもん見っけ。楽しみに、レンジでチンしましたが、やはり口に合わなかった。結局主食はビールになりました。米は長粒種になるんだろうか。
それにパンはまだ似たような感じ。あんこが練り込んだのを多く食べました。珈琲とマヨネーズがないのです。朝ごはんはコーラとパン。3回目くらいに行った時はホテルでした。ここもコーヒーはなし。お粥でした。中国人の子供がそのままバイキングの容器で直接食べてました、誰も注意しない。
上島珈琲が有ったので、そこでサンドイッチを買いましたがマヨネーズがない。ちよっと変わった味わい。コンビニなどもありますが、まぁ田舎の何でも売っている店って感じでしょうか牛乳を袋詰で売っているのが不思議な感じ。韓国の辛ラーメンもよく食べました。二つ折りのフォークが入っている。
あちこち出歩いて日本料理屋も。そこでとんかつ定食が有ったけど手が出ない。100元ほどだった。普段3元ほどで食べているので無理。 電車は、2元ですね。自販機もあるけど、基本窓口で。リャンと言えばOK。自販機は日本のように先にお金を入れるのではなく、行き先を先に押す。これは韓国でも一緒でした。日本が変なのかも。
路上を歩いているとアンケートに応えてくれと言われましたが断りました。現地の人に間違われたのかな。その時はショック毎日ネクタイを締めていましたが職場の雑居ビルの警備員は仕事をしないです。まぁ、どこの場所もたいてい椅子を並べて寝ています。
その当時は女性もまず化粧はなし。それに服装もほぼ一緒だいたい3パターンくらい。朴と一緒にホテルに泊まったとき、靴下をぬいて靴に入れて そのまま翌日履いてました、パンツもそうみたいですね。
あと、車は常にクラクションがなりっぱなし夜でもうるさいです。基本あまり交通ルールはなく写真の意味もない、逆走も多かった。なにせ常に鳴りっぱなし。鳴らすのでは無くて、止めるスイッチがついているんだろう。そのスイッチを離すとなる仕組みだろうと思った。それに、まぁ、汚い車だらけ。ドアがないのも多かった。逆にフェラーリやランボルギーニは日本より良く見た貧富の差が激しくなるちょうどその頃でしょうね。バスも後部のエンジンカバーを開けて走っていたりとか信号のルールもよくわからない。まぁ、右側通行というのも慣れていないせいも有ると思う。車の右折が歩行者よりも優先。横断歩道を渡ろうものなら、クラクションを目一杯ぶち構わせます。信号機も、青、黄、赤ではなくて何もついていない状態がある。なんだろう。電動スクーターも音をさせずにやってくる。直前でクラクション、何度もびっくりした。
リニアはやっぱりすごかった。当時はちゃんと430km/hで走っていました。新幹線よりもワイドなボディ。地面が近いので余計に早く感じます。あれは面白かった。パスポートを見せると安くなる。完全に外国人への先進性のアピールでしょう
路上で、いろいろな食物を売っているので結構食べながら歩いてる人が多い。最後まで食べずに途中でポイ。朝ごはんはまずそういうスタイル。だから道路が汚くて臭いです。
職場のトイレもちょいと。男性の小さい方は、壁があって、そこにするだけ隣との仕切りはなし。パイプに穴が開けてあって水をチョロチョロと流すだけ色々と化学変化が起きていました。大きい方はマンションに戻ってました。 停電がとにかく多かった。鍵が開かないことも多かった。朝来ると、職場のドアが開かない、鍵が開かない。鍵屋が来て開けてもらう。もうその時点で1時間以上はさあ、中に入ると電気が来ない。
電車に乗り降りする時も、降りてから乗るのではなくて同時に、出入りするので余計に時間がかかります。また電車内はうるさい。普通に大きな声で電話をしたりとか、まぁ常に喋っています。朝礼で15秒喋って、通訳をしてくれるのですが、なぜか倍以上。何を喋っているんだろう。 職場のエレベータも全然来ない。ずっと5階とかで止まっている。そう、そこで同僚が自転車で止めているんです。それに時点もエレベータで。きっと1Fにおいておくと取られるのでしょうね
マクドにも行きましたがメニューが全然異なっておりちょいと抵抗のある味ですね。一人で食べ終わり、トレイを片付けようとすると他の席からは変な目で。自分では片付けないのですね知らなかった。
当然現地の別の会社の日本人に晩御飯に連れて行ってもらったことも。松茸とポテトの料理が同じ値段というのにも驚きでした。まぁ、現地の方にたっては松茸なんて食べるものでもないのでしょうね。外に出ると夜遅いのに、小さい女の子が花を買ってと来ました。貧しさを感じました。外灘の観光地でもペットボトルをくれくれと言う方も多かった。
一週間もすると流石に慣れてくるもので最も嬉しかったのがビルの上の看板。韓国の自動車メーカーヒュンダイのマーク。漢字で素納塔って書いてある。ずっと何かと思いながら眺めてました。ヒュンダイソナタ。それが読めた時は最高の気分。
もちろん電気屋もあります。割と家電量販的な感じ。日本製が結構少ない。冷蔵庫とかはLGとかサムソンが多かった。パナソニックが20万円の冷蔵庫と、LGとかは30万円の冷蔵庫。1割もおいていなかったかも。あと、通貨の元と日本の円が同じマーク。¥800と書いてあれば、もちろん800元です。
ここまで、あまり良いことを書いていないけど一昨年10年ぶりくらいに行きました。まぁ、別の国です。本当に変わったと思います。何もかも違う。やはり教育が素晴らしいのだと思います。また、マナーが全然良くなっています。日本は完全に遅れを取っています。それに気づいていないのは日本人だけでしょうね。

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